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「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」元ネタ紹介/煽っていいのは煽られる...などの派生も

「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」とは

2006年10月より放送されたアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』にて、
第1話に主人公であるルルーシュ・ランペルージが発したセリフが元ネタとなっている。

ルルーシュは、他人に自分の命令を強制出来る絶対遵守の力”ギアス”というチート能力を入手した後、
レジスタンスの抗争に巻き込まれブリタニア軍兵士に銃口を向けられピンチに陥るが
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」と言い放ち、 ”ギアス” の能力によってその場を切り抜けた

銃社会ではない日本ではあまり想像しにくいが、
自分が行った善行や悪行はいずれ自分の身に相応の報いがある"因果応報"ということを言っている。
報復律の『目には目を、歯には歯を』でも知られるハンムラビ法典でも同じことが言えそうである。
つまり「他人に〇〇するなら、自分が〇〇されても文句を言う権利はありませんよ?」ということだ。

「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」 の元動画

実際のアニメシーンはこちら


ルルーシュ:なぁ、ブリタニアを嫌うブリタニア人はどう生きればいい?

ブリタニア兵:貴様主義者か?ん?

ルルーシュ: どうした?撃たないのか?相手は学生だぞ?それとも気づいたか?
撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだと

ブリタニア兵: なんだ・・・!?

ルルーシュ: ルルーシュ・ビ・ブリタニアが命じる。貴様たちは・・・死ね!

ブリタニア兵:yes,your highness!(かしこまりました。殿下!)

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なお、1話で登場したこの名言は、最終話の名言にもなっている。
気になる人は是非とも本編を見て欲しい。

煽っていいのは煽られる覚悟がある奴だけだ

「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」の派生として、
「煽っていいのは煽られる覚悟がある奴だけだ」というセリフが使われることも多い。
むしろ本家よりもこっちを聞いたことがある人の方が多い可能性も・・・?

これは主に
対戦ゲームにおいてのバッドマナー行為(屈伸やオーバーキルや遅延行為など)をされて、
不快な思いをした人が、文字通り「煽っていいのは煽られる覚悟がある奴だけだ」の精神
正義の報復(?)仕返しする際の免罪符として使われることや、
これから煽ろうとしている人に対しての抑止力として使われる。

結果として"争いは同じレベルの者同士でしか発生しない!"と言わんばかりの泥仕合になることも
復讐の連鎖を止めるような器の大きい人間になろう

昨今はゲームもeSportsとまで言われ、対戦ゲームでもスポーツマンシップに則った紳士淑女な精神が必要となってきているため、
今まで以上に煽りなどのマナー違反について敏感になっており、糾弾されることが多くなっている
プロゲーマーがゲーム中に煽ったりすると[〇ヵ月の謹慎]となるケースも。

煽り行為を人生の生き甲斐として生活している人もいるであろうから、煽り行為を止めはしないが、
煽り行為をした人にはいつか倍返し以上の報復を受ける覚悟をしていたほうがいいだろう

別アニメやネット上で使用される

「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけ」というネタは
「〇〇していいのは〇〇される覚悟のある奴だけ」といった風に応用がきくため、
様々な場面にてパロディ作品が作られている。その一部を紹介しよう。

アニメ「這いよれ!ニャル子さん」では、登場人物の"クー子"が
「殴っていいのは殴られる覚悟のある奴だけ」とコードギアスの元ネタをオマージュ
している。

どうでもいいけど、
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけ」って平和な日本だからこそ言える言葉な気がしなくもない。
治安が悪い国とかではそんなキレイ事を言ってたら先にやられるよね。
場所によっては「やられる前にやる」の精神のが撃たれずに済みそう

あー、撃つことも撃たれることもない日本で生まれて幸せだね。

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