ミッ●ーマウスを好きな人で、
中の人にまで興味ある人っていないよね。って話
Vtuberの中の人は周知の事実
ネット配信を中心に大きな支持を得ているバーチャルYoutuber(Vtuber)たち、
今では、無名Vtuberを含めると軽く1万人以上が活動していると言われている。
中には安定して数万人の視聴者を確保しながら、
スパチャを受け取り続ける覇者のようなVtuberもいれば、
数人程度の視聴者で活動を続ける人たちも多くいて、
Vtuber戦国時代ともいわれるほどに盛り上がって(?)いる。
その中で上位数%に入る有名Vtuberたちであれば、「○○ 前世」とググれば
大抵は中の人の情報が出てくるほどに特定が進んでいる。特定班おそろしい。
しかし前世が誰であろうと、
視聴者やVtuberがそのことについては明言することは決してなく、
前世についてはタブーとして誰も触れないことが暗黙の了解となっている。
視聴者のほとんどは、Vtuberには必ず中の人が居ることは知っており、
例えば、ゆるキャラや夢の国のキャラクター達のように、
中の人をあえて公開しない事により「キャラとしての人格や意義」が確立されている。
なぜ中の人を秘匿するのか
アニメなどであれば、中の人(声優)について盛り上がったりする一方、
Vtuberでは中の人を秘匿することがお決まりとなっている。
その理由としては、
Vtuberはアニメと違いとして、視聴者とコミュニケーションを取ることが出来、
1つの生命/存在として活動しているからだろう。
Vtuberは2.5次元の存在ではあるものの、
視聴者と同じ時間を過ごし思いを共有していることできるのだ。
特定情報は絶対ではない
また、本人や企業が個人情報を名言しない限り、
特定班によって特定された前世や中の人は本人の可能性が高いだけで、
第三者の憶測の域を出ることはなく、絶対とは言い切れない。
その情報を頼りに、「このVtuberは○○だ」と騒ぎ立てると
様々な方面に迷惑がかかるだけでなく、場合によっては営業妨害にもなりかねない。
過去には中の人や前世と騒いだことが原因で、
訴訟沙汰に発展するケースも起きている。
誰も得をしないのである。
中の人の安全のため
仮に前世で顔バレや住所バレしていたネット配信者がVtuberに転生したとして、
人気を博した後に前世が特定されてしまった際には、前世の個人情報バレも
芋づる式に割れてしまう可能性がある。
個人情報が視聴者の中の一部アンチに知られてしまうと、
単純に身の危険に繋がってしまう。
Vtuberでは話を聞くことはないが、有名配信者や実況者は
リア凸といった具合に、アポなしで家を訪ねたり盗撮したりと
嫌がらせを受けるケースが多々ある。
男性ならまだしも、女性Vtuberが身バレしてしまうと
引退一直線と考えても過言ではなさそうである。
Vtuberは独自の世界観で生きている
Vtuberたちは、それぞれの世界観(設定)を持っており
その設定に基づいて活動していたりコミュニケーションのきっかけとしている。
キズナアイであれば『バーチャル世界に現れた生命』
電脳少女シロであれば『電脳世界に住む人間』
未来明かりであれば『記憶喪失の少女』
…など ちなみに私が好きな方は『ヴァンパイア』だった。
我々人間とは乖離した世界や存在として、その設定を徹底しながら活動する
Vtuberも大勢存在している。たまにネタと化しているVtuberもいるが。
Vtuberがアニメ作品のキャラクターと違う点はなんといっても
「生きている」ことであり、中の人の性格=Vtuberの性格となることだ。
Vtuberが中の人を名乗った途端に、そのキャラクターは現実世界に成り下がり
存在意義を失い、ただ「トラッキング技術で動いているアバター」になる。
キャラクターとしては死んだしまったも同然と言える。
この世界観をリアルで実践した猛者が"ゆうこりん"である。
Vtuberの舞台で言及する必要はない
自分自身の正体などを明かして活動しているVtuberを除いては、
無闇に中の人と言われている人の話題や情報などは出さないべきではないだろう。
純粋にVtuberを楽しんでいる視聴者に煙たがられることは間違いなく、
いちいち暗黙のルールを口に出す事自体が野暮なことだからである。
仮に中の人や前世の方が好きならば、
Vtuberのところではなく、掲示板や前世や中の人の枠内で話題に出せばいいのである。
ルールを守って楽しくVtuberの配信を楽しもう。