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にじさんじとホロライブの特徴や違いを比較

Vtuberに興味ある人であれば聞いたことがあるであろう。
どちらも人気Vtuberたちがひしめく二大巨頭の事務所だ。

この記事では両者の違いや特徴について、
個人の見解を元に考察していく。爪を切るついでにでもどうぞ。

にじさんじ/ホロライブ 基本情報の比較

Vtuber活動開始
2018年2月 
Vtuber活動開始
2017年9月
海外外活動中の事業所
中国『VirtuaReal Project』
インドネシア『NIJISANJI id』
韓国『NIJISANJI KR』
英語圏『NIJISANJI EN』
海外外活動中の事業所
インドネシア『ホロライブインドネシア』
英語圏『ホロライブEnglish』
所属人数
約160人
所属人数
約45人
2021年5月時点情報

ホロライブの方が活動時期は早いものの、
活動拠点や活動人数としてはにじさんじのが多い

ホロライブは過去に中国に対してやらかしているため、
その影響により中国からは撤退している。

にじさんじの特徴

にじさんじは芸能プロダクション系のVtuberグループとなっており、
男女関係なく所属し活動している。

所属しているVtuberの人数は海外勢も含めると160人を超え、
業界一を誇る人数となっている。
1年間に50人のVtuberを産出していると考えるとそのヤバさが分かる。

また、2019年には【ネット流行語100】の年間大賞を受賞したり、
ニコニコ大百科やピクシブ百科事典でアクセス数TOPになるなど、
知名度や勢いも凄まじい事務所である。

ホロライブの特徴

ホロライブはアイドル系のVtuberグループとなっており、
女性のVtuberしか所属していない。(男性Vtuberは"ホロスターズ")
そのため異性に人気があり、歌やダンスが得意な人も多い。

まるでアニメキャラクターがそのまま配信者となったかのような、
日本の萌え文化を彷彿とさせるVtuberが多い。

ホロライブに所属するVtuberは日本のみならず海外のファンも多く、
チャンネル登録者数100万人を超えるVtuberも複数人いる。
Japanese Kawaiiの力である。

配信活動の差

にじさんじとホロライブの間で、配信自体に大きな差はないが、
男性を含むにじさんじとでは若干違いが出てきている。

女性のみのホロライブはアイドル路線の色が濃いために、
歌枠が多かったり、ゲームもカジュアル向けな作品をプレイすることが多い。
可愛い女の子がガチガチな銃撃戦に没頭してたらやだよね。。。いや、いいかも。

対してにじさんじは、男女問わずコラボ配信を行ったりしており、
ワイワイしている様子を視聴者が見て楽しむバラエティー番組のような配信となっている。

ゲームについてもプロゲーマーとコラボするVtuberもおり、、
かなり本格的な活動内容となっている。

また、
ホロライブでは定期的に3D歌Liveがあったり、
にじさんじでは大規模なゲーム大会があったりと
コラボや企画でも違いが発生している。

にじさんじが学校の文化祭や体育祭をしているのに比べて、
ホロライブはコンサートやライブ活動をしている感じである。

配信頻度については、ホロライブに所属するVtuberの方が、
にじさんじのVtuberと比べるとかなり高くなっている。

1日で午前の部と午後の部に分けて2回配信する人がいたり、
1日を通してどの時間帯であっても誰かしら配信している状況となっている。
海外勢たちの視聴者を意識しているのだろうか?

にじさんじも活動人数が多いので配信自体は多いが、
毎日配信してるような人は珍しいと言えるだろう。

スパチャに対する反応比較

スパチャ(スーパーチャット)とは、
配信中に視聴者が配信者へ贈る"投げ銭つきコメント"のことである。
金額に応じて色が変わり、最も高いのが1~5万円の赤色で赤スパと呼ばれる。

スパチャはVtuberにとって大切な収入源となることで、
ありがたいと思われる反面、時として厄介な存在にもなり得る。

なぜならスパチャの額が高いほどに、
配信者はそのコメントに反応することを強いられてしまうことになるからである。

スパチャコメントを無視したり無碍に返答すると、
スパチャをしてくれた人に失礼で、今後スパチャが無くなる恐れがあり、

逆に、スパチャに反応したり絡むことになってしまうと配信の質が落ちてしまい、
他の視聴者が離れていく可能性もある。

芸人同士の掛け合いに素人の絡みが入ってくる場面を考えてもらえればいいだろう。
面白く返すことは難しく、今までの会話の流れもぶった切られてしまう。

ここで、配信者がスパチャに対する対応は主に以下の通りである。

  • 対応① 通常コメと同じく拾いやすいor面白い時だけ反応する
  • 対応② 投げられたら最優先に反応する。
  • 対応③ スパチャを読むだけの時間や枠を後に確保する

にじさんじでは各Vtuberが個人の裁量で対応していると思われ、
対応は人それぞれになっているが、大体は①か②で対応する人が多い

対してホロライブは、②か③で対応している人が多く、
よっぽどな嫌がらせスパチャでなければ無視する人はほぼいない。

そして、「スーパーチャット」の累計金額ランキングを見ると、
上位10人中9人が日本のVtuberで、内8人がホロライブのVtuberとなっている。

https://playboard.co/en/youtube-ranking/most-superchated-all-channels-in-worldwide-total

ホロライブは視聴者からのスパチャが主な収入源となっている一方で、
にじさんじは企業案件やグッズ販売など、知名度を利用して利益を出していることが分かる。

つまり、ホロライブにとってはスパチャが主な収入源となるため、
無碍に扱うことができず、スパチャ読み上げ枠などを用意して視聴者を満足させている

一方にじさんじでは、企業案件やグッズ販売等の方に注力していることで、
スパチャへの反応は最低限にとどめ、みんなが楽しめる環境を重視し、
多くの視聴者を獲得し知名度を高くする方針に活動している
と思われる。

ホロライブとにじさんじのVtuberがそれぞれスパチャされた際の
配信者への還元率は定かではないが、ホロライブの方が報酬がよさそうである。

まとめ

ホロライブとにじさんじを分かりやすく対比させると

にじさんじホロライブ
ロゴ
人員規模としては 多士済々 少数精鋭
活動内容としては 男女混合バラエティ 女性だけのおもしろアイドル
学校で言うと 学校のクラス活動 学校の部活動
他の団体で言うと 吉本興業 AKB48
配信者のイメージは 多種多様で自由  一体感
利益の源泉は 企業寄り 視聴者寄り

こんな感じなのかもしれない。
もっと良い比較表現があったら是非教えてほしい。

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