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「その謎を解明すべく、我々はアマゾンの奥地へ向かった...」元ネタ紹介

「その謎を解明すべく、我々はアマゾンの奥地へ向かった…」とは

1970~1980年に放送された「水曜スペシャル 川口浩探検隊シリーズ」にて、
ナレーションによる導入説明で使われたフレーズ
が元ネタとなっている。

他にも、「ジャングルの奥地へ飛んだ」「南米へ飛んだ」「アマゾンの奥地へ向かった」など、
様々な言い回しで海外探検に向かっており、ある程度の脚本もあるが実際に危険な地域や生物などを
調査するサバイバル系のドキュメンタリー番組となっていたようだ。

その後、ネット上では
世に蔓延る謎を解明するべく動き出す際に使われるフレーズとして定着し
あたかもアマゾンの奥地に真実があるように向かっているが、
アマゾンの奥地はおろか、どこにいったとしても解明しない問題に使わることが多い。

「水曜スペシャル 川口浩探検隊シリーズ」 の動画

実際に 「水曜スペシャル 川口浩探検隊シリーズ」 がどんな動画であったかは、
下記動画を確認すればよく分かる。

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ベア・グリルスが演じた『MAN vs. WILD』の古いVersionのような感じである。

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水曜スペシャル の他シリーズについて

水曜スペシャルでは、
「川口浩探検シリーズ」の他にも、

  • 「ドリフと女優の爆笑劇場」
  • 「警視庁潜入24時」
  • 「熱闘甲子園」

などが放送されており、
「熱闘甲子園」は好評であったために後の夏の甲子園を特集する"熱闘甲子園"という
レギュラー番組に格上げされ、現在まで放送されるまでの人気番組となっている。

また、現在各テレビ局で放送されているような「警察24時」モノは、
水曜スペシャルで人気を博した「警視庁潜入24時」が元祖とされている。

そもそもアマゾン川とは

アマゾン川(アマゾナス州)のほとんどはブラジルを流れている訳だが、
奥地ではブラジル以外にも、ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビアなども
通っているため、"アマゾンの奥地"と一概に行ってもブラジルだけではなく様々な奥地が存在している。

また、謎を解明するためにアマゾンの奥地を目指す理由としては、
人が生活することが困難なほどの密林で、未踏の地として未調査であることが多いからであろう。
実際現代においても、新種の生物や自然現象がアマゾンの地で発見されることもある。

特定の謎がアマゾンの奥地で解明される保証はないが、
実際アマゾンには多くの謎が存在していることは確かなようだ。

これまでアマゾンの奥地に潜入して判明したことの一例としては下記のことが挙げられている。

探検隊が2か月以上継続してアマゾン探検をすると、
7割ほどは怪我か病気に侵され探検が困難になる

http://www.chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse1834.pdf

アマゾンの奥地には、沸騰する川が存在している。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/031500089/

文明から孤立した部族が多数存在している。
https://www.afpbb.com/articles/-/3187082

無法地帯が故に、金を採掘するような違法労働環境も存在する。
https://business.nikkei.com/atcl/report/16/031000019/032200010/?P=1

ネット上での使われ方

「その謎を解明すべく、我々はアマゾンの奥地へ向かった…」は、
謎を調査しに旅立つフレーズとなるが、その真実はおろか続報がないこともザラである。

ある意味失踪フラグや死亡フラグに近いニュアンスとして使われたりする。

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