”てぇてぇ”という言葉を知っているだろうか。
Vtuberなどの界隈を中心に"てぇてぇ"という単語が使われだし、様々な場面で見られるようになったが、
"てぇてぇ"の元ネタはVtuberではなく、Twitter発祥の言葉となっている。
今回は、"てぇてぇ"について元ネタや発祥について紹介していこう。
てぇてぇの意味
そもそも"てぇてぇ"とは、Twitterで「尊い」が流行った際に派生した言葉となっており、
"てぇてぇ"の言葉の意味は「尊い」と同義である。
"尊い"の意味と使われ方
一般的な"尊い"は[貴重な,大切な]という意味で用いられる日本語であるが、
Twitterではそこから派生して
"萌え"をさらに深く表現し、信仰のような感情を持って「素晴らしい」「最高」といった意味
を持ち、ネットスラングとして使われる。
主に二次元キャラの創作絵や推し同士の絡みが発生した際に使われることが多い。
リアルで人物に対して"萌え"と使う場面があまりないのと同じように、
"尊い"と使うと若干ニュアンスが違うため、使う際にはネット上か理解ある人相手しか言わない方がいいだろう。
尊いの使用例
Twitterで尊いと表現される画像や場面を一部紹介しよう。
乱あ初期後期。とどのつまりどちらも好きです尊いね pic.twitter.com/5MfI3LIMw0
— キタジマ (@ktjm108) May 17, 2020
うちの柴犬の笑顔まじで尊い。。 pic.twitter.com/VYzM2FqMtO
— 柴犬そら♥︎LINEスタンプ発売中❀.*・゚ (@sora1013siba) October 16, 2019
— みつだむ (@LANGAkunKAWAII) February 23, 2021
男女間であっても、同性の友情、動物であっても"尊い"と表現することができ、なかなかの汎用性である
"てぇてぇ"が生まれた経緯
お次は"てぇてぇ"のルーツ(発祥)について紹介しよう。
"尊い" = "てぇてぇ" ということは既に分かっているが、どうして"尊い"から"てぇてぇ"に派生したのか。
それは、Twitterの二次創作絵でドラゴンボールの孫悟空が「尊い」と発言する中で、
悟空の訛りにより「てぇてぇ」となった発言するツイートがバズったことで、
"てぇてぇ"という言葉が普及する結果となった。
てぇてぇが生まれ話題となった元ツイート
Twitterで中音ナタ先生によってTwitterに投稿されたVtuberの掛け合いを描いた4コマ漫画によって、"てぇてぇ"がバズることになった。
てぇてえ時にお使い下さい pic.twitter.com/w1btbsJHw0
— 中音ナタ (@natanakane) March 25, 2018
月ノ美兎と樋口楓との会話を何故か聞いていた孫悟空が、
尊いと感じた悟空が「てぇてぇなぁ」と噛みしめる内容となっている。
この月ノ美兎と樋口楓がにじさんじに所属していたVtuberであったため、
にじさんじのVtuberを中心に、仲が良い二人を見ると「てぇてぇ」と表現するようになったのである。
まとめ
- "てぇてぇ"の意味は"尊い"と同じく素晴らしい/最高といった意味
- ドラゴンボールの孫悟空が「尊い」と発言し"てぇてぇ"となった
- 発祥はTwitterの中音ナタ先生による4コマ漫画
- 主ににじさんじのVtuber間で仲が良い二人を表現する際に使われている
以上が、"てぇてぇ"の意味や発祥についてである。
是非これからみんなも"てぇてぇ"を感じていこう。