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「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」ハガレン(鋼の錬金術師)の名シーン紹介

「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」というフレーズ
一度は聞いたことがあるのではないだろうか。


このセリフは鋼の錬金術師という漫画の作中で出てくる発言なのだが、
原作を知らない人でもこのセリフは聞いたことがあるほどに
鋼の錬金術師で屈指の有名な(トラウマ)シーンである。

今回はこのセリフについて紹介していこう。

原作の元画像とアニメでの場面

シーン説明と経緯

鋼の錬金術師のあらすじとして、

錬金術師の才能があるエドワード・エルリックと弟のアルフォンスが、
亡き母を錬金術で蘇らせるため人体錬成という禁忌を犯し、代償として身体の一部を失う。
元の身体を取り戻すため、旅が始まっている。

旅の中で、過去にキメラの錬成に成功し生体錬成に詳しいショウ・タッカー氏に
会うことになるのだが、そのショウ・タッカーことが、
君のような勘のいいガキは嫌いだよ」と言い放った人物である。

(以下ネタバレ注意)

ショウ・タッカー氏は、2年前に人語を使う合成獣(キメラ)の錬成に成功することで
国から評価され、国家錬金術師の資格を持っていたが、
最近は錬金術師としての功績が乏しく、国から国家錬金術師の資格を剥奪されかけていた

そして、エドワード兄弟が彼を訪ねた際も資格を維持するため功績に悩み、
2年前と同じく再度キメラの錬成に取り掛かっている最中であった。

エドワード兄弟は、ぜひ錬成されたキメラをお目にしたいということで、
ショウ・タッカー氏の娘であるニーナ愛犬アレキサンダー
仲良く遊びながら、ショウ・タッカー氏の研究を待った

それまでは特に違和感を感じることはなかったエドワード・エルリックだったが、
彼の研究について調べていると、ある異変に気付く。

2年前に、人の言葉を理解でき喋ることがキメラが錬成された際と同時期に
ショウ・タッカー氏の妻が失踪
していることを娘のニーナから教えてもらい、
錬成されたキメラは「死にたい・・・」としか喋らずにそのまま死んでいたことを知る。

そして、ショウ・タッカー氏は2度目の人語を理解するキメラ錬成に成功し、
エドワード兄弟にその完成品を見せるのだが、錬成されたキメラがエドワードを見て喋った言葉は
「えどわーど,,,おにいちゃ,,,ん,,,,,あそぼ,,,?」であり、ニーナとアレキサンダーは既に居なくなっていた

2年前の始めてキメラを錬成した時には、妻が失踪した。

今回のキメラ錬成時には、娘のニーナと愛犬アレキサンダーの姿が消えた。

エドワード・エルリックは、
ショウ・タッカー氏が国家錬金術師の資格を維持するために
家族を犠牲にキメラ錬成にしていることに気付き

ニーナとアレキサンダーどこに行った?」と問い詰める。

その問い詰めに対して、ショウ・タッカー氏が答えたセリフが
君のような勘のいいガキは嫌いだよ」である。

元画像

アニメシーン

ネットでの使われ方

SNS上などでは、
「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」単体として使われたり、
「○○と○○はどこに行った?」もセットで使われることもある

いずれも、表に出ている情報だけには含まれていない要素を指摘した際に利用される。

また、あまりにこのショウ・タッカー氏とのシーンが印象に強いため、
ニーナとアレキサンダーで作られたキメラの
「えどわーどおにいちゃん・・・あそぼ・・・」というセリフもネタとして使われることもあるが、
これは原作を知っていないと反応することが難しくなっている。

まとめ

  • 「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」の元ネタは【鋼の錬金術師】
  • 主人公(エドワード)がショウ・タッカーに問い詰めた返しのセリフである
  • 家族を犠牲にキメラを錬成するというかなりトラウマ度の高いストーリーであった

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