2020年7月頃、
わたきんTVこと"わたきん"(吉本航)がへずまりゅうとコラボした際にアメ横の商店街の衣服店に威力業務妨害に問われ逮捕されていたのだが、
2021年3月11日に有罪判決が下されることになった。
今回はその事件の発端や登場人物について紹介していこう。
ニュースの元記事は下記の通りである。
大阪・ミナミの洋服店でいいがかりをつけたとして威力業務妨害罪に問われたユーチューバー吉本航(わたる)被告(32)に、大阪地裁(宮崎桃子裁判官)は11日、懲役8カ月執行猶予3年(求刑懲役8カ月)を言い渡した。
吉本被告は「わたきん」と名乗って活動。
判決によると、昨年5月、「へずまりゅう」と名乗るユーチューバー原田将大(しょうた)被告(29)=同罪などで起訴=と共謀し、大阪市中央区の店で動画を撮影しながら買ったTシャツが偽ブランド品だとするうそに基づいて返品を要求し、業務を妨害した。判決は、「動画の視聴者の興味をひくようなトラブルを期待してあえて因縁をつけた」と指摘。一方、犯行を認めて反省しているとして執行猶予をつけた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/589963e5a26bdbf009d0e391bd7d5fa5e30c7b7b
威力業務妨害に問われた元動画
コメント欄は案の定批判的な意見が多くなっている。
迷惑系Youtuberが一体どの層に支持を得ているか疑問ではあるが、
視聴者を楽しませるような能力や手段をないにしても、
社会の不利益になるような言動を繰り返す人たちは批難されて当然である。。。
彼らはこのような一般人のお店で迷惑行為を行うことを日常的に繰り返しており、
根も葉もない悪評をばらまき、店の印象が悪く実際に売り上げに影響する場合もあるとのことである。
わたきんとは・・・
わたきんとは、
主に炎上系動画を動画投稿サイト(YouTube)に投稿し活動しているYoutuberである。
1990年生まれの31歳で、本名は吉本航(よしもとわたる)
2012年から活動しており、2021年現在チャンネル登録者数は2430人となっていた。
へずまりゅうに比べると知名度はかなり低くなるが、同じ迷惑系Youtuberに分類される。
自称”崖っぷち配達員”だったが、今回見事に崖から落ちてしまった。
また、判決前の動画では、迷惑系Youtuberとして警察のお世話になったことが懲りたのか、
活動内容をUberEats配達と心霊スポット探索をメインにするという、なんとも時代遅れな宣言をしているが、
どっちにしろ実刑判決となってしまったので、当分活動はできそうにないであろう。
いや、わたきん髪型どないなってんねん・・・
8年間もYoutube活動を続けれたのであれば、他の方法で今より有名になる手段もあったろうに・・・
へずまりゅうとは・・・
わたきん同様に、炎上系動画を投稿して活動をしていたYoutuberだ。
1991年生まれの29歳で、本名は原田将太(はらだしょうた)
主な迷惑行為まとめ
- 沖縄県の首里城での落書きによる器物損壊罪
- YouTubeクリエーターに対しての暴行
- 傷害罪
- イオンモール岡崎における会計前の魚の切り身を食べた窃盗罪
- 西海岸ANCHORアメリカ村店における威力業務妨害罪
- 渋谷のスクランブル交差点における道路交通法違反
現在はネット上から姿を消し、活動はしていない。
へずまりゅうの現在・・・
現在は「迷惑系という活動に限界を感じました」とコレコレ氏を通じて引退宣言をして活動は停止している。
また、「更生の邪魔はしないでください。もう一切ネットに浮上することはない」とも伝えられているが、
今まで迷惑系Youtuberとして各地にトラブルや迷惑行為を繰り返していた彼が、
都合よく「邪魔しないで」と言ったところで、批判的な声が上がるのは想像に容易いだろう。
その状況を面白がって地元(山口県)の高校生たちが"へずまを探せ"ゲームと題して、 更生中のへずまりゅうを探すというこの世の地獄のようなゲームが始まり、
あっという間にスーパーマーケットで働くへずまりゅうの姿が捕捉される。
働く姿がSNS経由でネット上にばら撒かれるというお手本のようなな因果応報を受ける結果となった。
引退宣言し更生中であるへずまりゅうだが、 迷惑系界隈では未だ人気があるらしく、そのうち活動再開するのでは?という声もちらほら見かけられる。
また、「NHKから自国民を守る党」党首の立花孝志氏が 格闘技戦のオファーを送っているという話もあるほどである。
話題性があるからか、身体つきが良いからか。。。。
更生した(?)へずまりゅうが再度Youtuberとして活動を再開する未来も十分にあり得るだろう。
今回わたきんに逮捕/有罪判決が下された事件概要・・・
2020年5月頃、大阪市中央区の衣料品店にて Tシャツ1枚を購入した直後に店のオーナーに対して 「偽物でしょ」などと罵声とともに返品を要求する様子を撮影し、 Youtubeに投稿して店の営業を妨害した ことがきっかけである。
客が店に因縁をつけて炎上する様子を撮影し、
視聴者の興味をひくことが目的であったと思われるが、
がっつりとした威力業務妨害である。
裁判で吉本被告は
「へずまりゅう(原田被告)の知名度にあやかって自分の知名度を上げようと思った。
ユーチューバーの世界は登録者数が多い方が上という上下関係があるので、動画の内容に意見は言えなかった」
などと証言していた。
結果として、執行猶予3年の懲役8か月となった。
普段から迷惑行為を繰り返し動画視聴数を稼いでいた二人だが、
今回は非常識なYoutuberが二人集まったことも影響してか 迷惑行為に拍車がかかり有罪判決に至った。
まさに「類は友を呼ぶ」といったところだろう。
まとめ
- わたきん(吉本航)が威力業務妨害により実刑懲役8か月となった
- 炎上動画を撮影したのは自身のチャンネル知名度を上げるためであった
- 現在はわたきん/へずまりゅう共にYoutube活動を停止している
動画投稿サイトが多くのユーザーに注目されはじめ、
社会の役に立つ動画を投稿する人や、独自の特技などでエンターテイメントを発信する人が脚光と浴びている中、
視聴者を稼ぐために犯罪行為や迷惑行為を 繰り返すYoutuberが社会問題と化している。
一定数このような非常識なYoutuberが現れるのはもはやどうしようもないのだが、 いかにして取り締まったり規制するかが重要になってくるだろう。
今回、迷惑行為により実刑が下されたので、 これに懲りてさらに迷惑系Youtuberが減ることを期待しよう。