「キチー!」とは、サドンアタックプレイヤーである"top"氏が発言したもので、
"キツい"を独自のイントネーション、「キ↓チ↑ー!」と発音した名言である。
「キチー!」発言が生まれた元動画
top氏について
その使い勝手の良さから様々な界隈で使われるようになり、起源を誤解している人や知らない人もいるかも知れないが、
「キチー!!」というセリフを最初に発言したのは
サドンアタックプレイヤーである"top"氏(サブキャラ名:gabordo)である。
2012年頃にニコニコ生放送で配信者としてもFPSプレイヤーとしても活躍していたのだが、
"top"氏と聞いてもあまりピンと来る人は少ないかもしれないので、かいつまんで紹介していこう。
クラン「iZoNe」に所属し日韓戦でも活躍
"top"氏はサドンアタックのオフライン大会や世界大会にも参戦する実績を持つ強豪クラン"iZoNe"に所属していた。
実際に日韓戦での試合でも、top氏は出場しておりその腕前の高さが伺える。
尚、試合の内容はボコられているのだが、2012年頃の日本はFPSを含むe-Sports全体が黎明期であり、
e-Sportsで世界のTOPを牽引する韓国に対しては土俵が違うため勝てなくて当たりまえであり、
対戦する場に立てるということだけで名誉なことであった。
ニコニコ生放送でも人気の配信者
FPSの腕前ももちろんのことながら評価されていたが、
動画を見るとそれに加えて"top"氏はエンタメ性も持ち合わせており、
リスナー数も多くコメントも途切れることなく流れていたことが分かる。
名言「キチー」が生まれた経緯
「キチー」が生まれた発端は"top"氏がニコニコ生放送でサドンアタックをプレイするときに企画した
"野良クランに一人で参入し、空気を読まない発言をしてVC(ボイスチャット)の雰囲気を悪くする"
という今やると炎上しかねない企画の目的を果たす最中に生まれたワンシーンである。
クラン戦中に王様気取りで味方を駒扱いしながら存分にイキっているが、
多少手を抜きはしていても、プレイ内容自体はTOPプレイヤーの名に恥じないプレイをしており、
動画中の試合はそこまで雰囲気が悪くなっていない?ようであった。
"top"氏は女子大生に強盗傷害の疑いで逮捕されている説
そんな名言を生み出した"top"氏であるが、残念ながらもう配信を観ることができない。
というのも、関係者により女子大生に対する強盗傷害の罪で逮捕されている説が浮上しており、
それ以来"top"氏がネット上に姿を現すことが無くなったからである。
ソースのもとは下記の記事だ。
【ネトゲ】強盗致傷で人気FPSの日本代表を逮捕
引用元:http://hayabusa.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1385623207?v=pc
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 16:20:07.70 ID:XRggLdl80強盗傷害の疑いで2人を逮捕
今月5日、千葉県浦安市で、女子大学生が2人組の男に蹴られて
現金が入ったバッグを奪われた事件で、21歳の男と19歳の少年が
強盗傷害の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、東京都江戸川区清新町2、
専門学校2年のモンゴル国籍のツェレンピル・ガンボルト容疑者(21)と、日本人の19歳の少年です。
警察によりますと、2人は今月5日午後9時前、
千葉県浦安市日の出の路上で、18歳の女子大学生の背中を後ろからいきなり蹴るなどし、
現金およそ7000円が入ったバッグを奪って逃げたとして、強盗傷害の疑いが持たれています。
警察によりますと、女子大学生が叫び声をあげたことなどから、2人は路上にバッグを置いて逃げ、
叫び声に気づいた人に目撃されたたため、車も放置して逃げたということです。
警察は車の中に残されていたツェレンピル容疑者の免許証などをもとに捜査を進め、
19日、2人を強盗傷害の疑いで逮捕しました。調べに対し、
2人は容疑を認め、「遊ぶ金が欲しくてやった」と供述しているということです。
この記載をみると"top"氏は”モンゴル国籍のツェレンピル・ガンボルト”ということで、
サドンアタックで使用していたサブキャラ名:gabordoは彼の本名を使用していたと思われる。
もちろん犯罪を犯す選択肢を取ってしまった彼を擁護する気はないが、
現代であれば、世界大会に出場するFPS腕前と有名配信者の地位を確立させてしまえば
YoutuberやTwitch配信者として安定した収入を得て遊び金に困らなかった可能性もあっただろう。
そう思うと、"top"氏に限らず当時のゲーマーの地位が如何に低かったのかと、
日本のe-Sports業界が他国に対して遅れをとっている理由がわかる。
罪を償った後に、ネット界に復帰して活躍してくれるとこを期待したい。