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ゆっくりしていってね!!!元ネタや"ゆっくり"文化について紹介

ゆっくりしていってね!!!(略称:ゆっくり)とは

ゆっくりしていってね!!!(略称:ゆっくり)とは、
東方Projectの主人公である博麗霊夢と霧雨魔理沙をデフォルメして
登場した1頭身のキャラクターのことで、元ネタは東方Projectになる。

どうして"ゆっくり"という名前になったかというと、
当時AAとして生まれた際に「ゆっくりしていってね!!!」のセリフと共に叫んでいた為
そのセリフがそのまま名前となったという、なんとも適当な流れで決まった背景がある。

そんな惰性で生まれた"ゆっくり"だが、
その後は様々な場面で登場し皆に愛される結果、東方Projectのみならず様々な作品のキャラクターを
1頭身デフォルメさせ"ゆっくり"化したり、音声をあててゲーム実況等をさせる"ゆっくり実況"が登場したりと、
もはや1つのジャンルとして成立するほどに進化を遂げることになった。こんな顔なのにどうして。

また、動画などの導入挨拶として"ごゆっくりどうぞ"の意味として
「ゆっくりしていってね!」と使われることも多い

ゆっくりの誕生経緯

いまとなってはこの憎たらしい顔のゆっくりイラストが定着しているが、
そこに至るまでの経緯は紆余曲折があり、下記のようになっている。

東方Project 博麗霊夢/霧雨魔理沙 (ゲーム制作者:ZUN 氏) 原作

博麗霊夢
霧雨魔理沙


↓↓↓
AA化 (AA作者:Dプ竹崎 氏) 二次創作


↓↓↓
AAのイラスト化 (イラスト絵師:まそ 氏) 三次創作

このように、"ゆっくり"イラストAA作品が元になっており、
Dプ竹崎 氏の作成したAAがネットミームとなり広がったことにより、まそ 氏によってイラスト化されたのだ。
今私たちが見ている"ゆっくり"は二次創作ではなく三次創作なのだ。

ゆっくりしていってね!!!が流行った経緯と現在

2003年に生まれたゆっくりは、その当時オタク文化の中心ともいえる
ニコニコ動画で話題となり市民権を得て、ゲーム実況動画やオタク文化に触れていると
嫌でも目にするほどの存在となっていった。

キャラ名をもじって"ゆっくり○○"や、その形状から"饅頭"と愛らしい名前で呼ばれることが多くなっているが、
デフォルメされているとはいえほぼ生首である。

しかも、その1頭身に描かれている顔はさぞかし愛らしいのかと思えばJapanese Kawaiiとは程遠く
何なら憎たらしく相手を小馬鹿にしているような顔となっている

しかし、1頭身ということで描きやすく親しみやすいその姿と、
その憎たらしい顔もどこか癖があり飽きないため、現在に至るまで愛されることになった
おそらく普通に可愛い顔だったらここまで愛されなかっただろう。ちょうどいいブスとはまさにこのことである

今はゆっくり実況として耳にすることがメインか

ゆっくりは所詮イラストであるため喋ることはできないはずなのだが、
驚くことに"ゆっくり実況"と呼ばれるゲーム実況にその後多く登場する。

というのもの、ニコニコ動画に投稿された MUGEN という格闘ゲームの動画
ネタとして"ゆっくり"が登場しており、その際に「SofTalk」(棒読みちゃん)という無料音声ソフトで声があてられたところ、
その動画がバズることで人々に"ゆっくり" = 棒読みちゃん というイメージが定着し、
その後"ゆっくり"が喋る際はすべて棒読みちゃんによって再生されることとなった。

棒読みちゃんは自分で声を録音せずとも誰でも簡単に音声入力することができ、無料ソフトということも後押しして広く普及し
ゲーム実況に採用されることが多くなり、棒読みちゃんの実況 = ゆっくり実況 として定着することになった。
ゆっくり実況だからといって、攻略ペースが遅かったり、喋り方がゆっくりといったことではない。
また、機械音声のため淡々とした音声となるため、基本的にビックリしたり怒ったりのリアクションはとれず解説動画に使われることが多い。

ゆっくりを使った代表的な作品

実際にゆっくりが登場していたり、ゆっくり実況と呼ばれる作品を紹介しよう。

抵抗がない人にとってはゆっくりが登場していても楽しめる要素となるが、
中にはゆっくりを嫌いな人もいるため、人におススメするときは注意が必要だ

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